怨み赤子
あたしはその場に膝をつき大きく左右に首をふる。
「あとね、先生たちも殺しておいてあげたよ。いつも勉強するの嫌いだったでしょ。だから怨みを晴らしてあげた」
「もう……やめて!!!!」
両耳を塞ぎ、叫ぶ。
たしかに赤子の言う通りだった。
あたしはみんなの事が好きだと言いながらも、心のどこかではみんなの嫌な部分ばかり見ていた。
あの子はこうだから嫌い。
この子はこうだから嫌い。
少しの欠点を見つけては鼻で笑い、そして陰口を叩いていた。
赤子はそれをすべて晴らしたのだ……。
「人を呪わば穴二つって言うけどさぁ……穴の数沢山いるね」
赤子はそう言いおかしそうに笑い声をあげた。
なにがおかしいの?
クラス中血に染めておいて、なんで笑ってられるの!?
あたしは立ちあがり、赤子へ向かって拳を突き上げた。
「やめてよ。あたし、お母さんを殺すつもりはないんだから」
赤子は片手で簡単にあたしの拳を止めるとそう言った。
「え……?」
赤子は母親さえも殺してしまうんじゃなかったの?
「あとね、先生たちも殺しておいてあげたよ。いつも勉強するの嫌いだったでしょ。だから怨みを晴らしてあげた」
「もう……やめて!!!!」
両耳を塞ぎ、叫ぶ。
たしかに赤子の言う通りだった。
あたしはみんなの事が好きだと言いながらも、心のどこかではみんなの嫌な部分ばかり見ていた。
あの子はこうだから嫌い。
この子はこうだから嫌い。
少しの欠点を見つけては鼻で笑い、そして陰口を叩いていた。
赤子はそれをすべて晴らしたのだ……。
「人を呪わば穴二つって言うけどさぁ……穴の数沢山いるね」
赤子はそう言いおかしそうに笑い声をあげた。
なにがおかしいの?
クラス中血に染めておいて、なんで笑ってられるの!?
あたしは立ちあがり、赤子へ向かって拳を突き上げた。
「やめてよ。あたし、お母さんを殺すつもりはないんだから」
赤子は片手で簡単にあたしの拳を止めるとそう言った。
「え……?」
赤子は母親さえも殺してしまうんじゃなかったの?