俺様彼女
「はーなーせー!!」
小柄な三木は足をじたばたしているが、まったく男は動かない。
「ちっ…」
どうしようか…
三木を先に助けるか、男を倒すか…
「おいにーちゃん」
「んだよ…」
「早く助けないとこの可愛い彼女、どうなるか分かんないよ〜?」
「………」
三木…
俺は構えた。
一応空手はやってたし…
三人ならなんとかなるだろ!
「三木を離――…」
「離せって言ってんだこのボンクラ!!!」
ゴスッッ!!
「あぎゃー!!」
「……梢ちゃーん?」
三木は自分を取り押さえていた不良に見事にアッパーをかまし、仁王立ちしていた。
「私をなめるな阿呆共!かかってこい!!」
「ほっ」
ドッ
三木に怯んでいるうちに、俺はもう1人を手刀で気絶させた。
「つっ〜〜!!?」
「次は……」
「お前か?」
「嫌〜〜!!!」