続・生きる。
「由茉さん、ご飯行くんですか?」
「あ、大翔。
うん、みんなでこれからご飯。」
「由茉さん
新人たちにも可愛いって人気ですよ。」
「はは、お世辞でも嬉しいよ。」
「あ、お疲れ様です。」
「おう、大翔。
…由茉、さっき俺が言ったこともう忘れたのか?」
後ろから低い声が聞こえた。
「…湊さん。お疲れ様です。」
私も大翔みたいに言ってみた。
「お前はふざけてんのか。」
「湊すぐいじけるんだもん。」
「あー、いじけた俺は可愛いんだっけ?」
クスクスと笑う声が聞こえて
見たら大翔が笑っていた。
「すみません、仲が良いなと思いまして。」
そんなことをしていたらみんなも降りてきた。
「お前ら勝手に行くなよ。どこ行く?」
「どーせラーメンだろ。」
「じゃあ行くか。」
颯が聞いて、純が答えて、
湊の指示でみんなが動く。
「「「「「行ってらっしゃい」」」」」