続・生きる。
それから私たちは中にはいって
お目当ての水着を見た。
「私胸に傷あるからなー。」
「どこにあるの?」
「真ん中。
縦にね?」
「そんなの、胸で隠せるよ。」
「えぇ?そんなにないけど…」
「大丈夫。水着用のヌーブラして
パット入れて盛れる水着選べば。
Cはあるんでしょ?」
「え、うん、まぁ…」
「なら大丈夫。盛れるから。」
そして何着か莉桜に選んでもらって試着した。
莉桜は用意がよくしっかり水着用のヌーブラも
持参していて驚いた。
「ほら。余裕じゃん。全然見えないし。」
「うん、ほんとに驚きなんだけど…」
私の胸の術痕は10センチくらいある。
それが莉桜の選んだ水着とヌーブラのおかげで
本当に全く見えなくなっている。
それから3着試着し、無事購入した。
「由茉、またカード?」
「え…うん。というか今日は現金ないんだよね。」
「なら許す。」
莉桜も購入してお店を出た。
「いいのあった?」
湊が聞いてきた。
「うん。莉桜がいてよかったって本当に思ったよ。」
なんだか海が楽しくなってきた。
腰の傷は4センチくらいだから
絆創膏で隠せば莉桜にはばれないかな。
私たちはそれからも何軒かお店を回り
買い物を楽しんだ。
秀はずっと私の後ろにくっついている。
おかげで私も後ろを気にせず楽しめる。