続・生きる。
「ごめん、和真
助かったよ。ありがと。」
「由茉さん、こんなところで何してるんですか?
一人じゃ危ないですよ。
最近来ないのはどうしてですか?
みんな心配していますよ。」
「ごめんね、心配かけて。
今湊に来るなって言われてるからさ。
だから暇潰しに買い物。」
「…今、別の女の人が来ています。
その人と関係あるんですか?」
…由美さんかな…
「私はなんにもわからないよ。」
なんにも話してもらってないから。
「じゃあ俺と遊びいきます?
由茉さん一人じゃ心配ですし。
一緒の方が楽しいですよ。」
「…ありがと。
いいの?」
「はい!いいです!
行きましょう。」
私は和真と出掛けることにした。