続・生きる。
「由茉さん、湊さん呼んできてください。
湊さんきたら始めます!」
「はーい。」
私は和真に言われて総長室へ向かう。
「あ…プレゼント先に渡そうかな…」
私は幹部室によってから総長室へ行った。
コンコン…
「誰?」
「由茉。開けていい?」
「あぁ。」
返事が返ってきて私は中へ入った。
「湊、もう始めるってさ。」
「あぁ、じゃあ下行こう。」
「あの…これ。プレゼント。」
「え、買いに行ったのか?」
「うん。和真と大翔とね。」
「そっか、さんきゅ。
開けていい?」
「うん、いいよ。」
湊はすぐに包みを開けた。
「…どうして由茉はいつも
俺のほしいものがわかるんだ?
ありがとな。大切にする。」
湊は笑顔で答えた。
「よかった。」
「はい、俺から。」
「え、ほんとに?いつ買ったの?」
ずっと一緒にいたから…
「由茉送ったあとにな。
開けてみ。」
「うん。」
そこにはキーケースと
「…鍵?どこの?」
「内緒。」
「え!なにそれ!」
「いいじゃん。」
「良くないけど。
でもありがとう。
大事にするね。」
「あぁ。」
「下行こ。みんな待ってるよ。」
私たちは手を繋いで下へ降りた。