続・生きる。



「で、なんなの。

さっさと話して。」


哉斗と哉斗のお母さんは向き合うように座り

私たちは離れたところから見ている。


「…ごめんなさい…勝手にいなくなって…」


「別にいい。今はここで一人で住んで

自由に暮らしてる。

で、用件は?」


「あの…一緒に暮らさない?

私たち○○県に行くのよ。

哉斗もいっしょに「ふざけんなよ。」


哉斗が話を遮った。


「今さら来てそれかよ。

よく来れたな。俺はここを離れるつもりはない。

あんたと暮らすつもりはない。」


「哉斗…私反省してるの…本当に…。

もう一度やり直したいの…。」


その言葉に哉斗はなにも言わない。




長い沈黙が流れる。

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