続・生きる。
「…私も両親と離れて暮らしています。」
「由茉。」
湊に止められた。
「少しだけ。
私は両親と離れ離れでも寂しくないです。
でも哉斗はあなたのことを私に話したとき
すごく辛そうな顔をしました。
私の親とあなた、なにが違うか考えました。
それはやっぱり愛だと思いました。
私の親はいつでも私を信じて
なんでも私に任せてくれます。
なにかあればすぐに連絡をくれます。
でもあなたは?
哉斗が暴走族に入るとき、
なんで頭ごなしに反対したんですか?
私はそんなの悲しいです。
私は如月のみんなが好きです。
最初は怖かったみんなが、
知っていくうちにどんどん好きになって
優しい彼らがだいすきです。
私の両親も心配はしました。
でも反対はしなかった。
如月を信じていたから。
あなたは哉斗のお父さんが亡くなったとき
なんで哉斗を責めたんですか?
いちばん責任を感じていた哉斗を
なぜ責めることができたんですか?
哉斗を守りたかったお父さんの気持ちを
どうしてあなたは尊重できない?
挙げ句のはてに相談もなしに結婚って…
あなたは何度哉斗を苦しめるんですか?
あなたを信用できない哉斗が
どうやったらあなたと暮らせるのか
考えたことはありますか?
自分の意見ばかりで…
少しは人の気持ちも考えてください。」