続・生きる。
「……ねぇ、美波と海来た?」
「いや、来てない。」
「そっか。
美波ね、湊と海に来たかったんだって。
何回も言ってたの。
だからね、たまに思い出してあげて。
海に来たら思い出してあげて。
私ばっかりずるいでしょ?」
ふふ、と笑う私。
「……由茉はそれでいいのか?」
「嫉妬しないって言ったら嘘になるけど
でも美波のこともすごく大事なの。
美波は私の生きる希望なの。
できることはしてあげようって決めてたから。
それに湊は今私を好きって言ってくれてるから
だから今は平気。美波じゃなかったら
絶対嫌だけどね。美波だから。」