続・生きる。
「……そうだったんだ…。」
「でもな、美波の手紙に
由茉が人に壁をつくるって書いてあって
こいつには美波しかいなかったんだな
今は他に信用できるやつがいないのに
一人で強く生きてんだなって思ったら
いつの間にか由茉でいっぱいになってた。
美波は元カノだから特別だけど
今は本当に好きなのは由茉だけだから。
俺由茉と付き合ってさ、
こんなに嫉妬深いんだなーって思い知った。
美波は俺だけだったのに由茉はみんな平等で
俺の由茉なのにってめっちゃ思うんだよな。
この前も哉斗のためにいろいろ言ってて
それにすら嫉妬してたのに純のやつ
新婚夫婦みたいだなとか言い出すし。
俺のなんだけどってめっちゃ嫉妬したし。
俺の隣にずっといればいいのにって思うのに
由茉は如月のやつ全員に優しいし。
すぐ俺のとなりからいなくなるし。
俺美波のことがトラウマんなってんのかな。
放っておくと由茉がまたどっかにいく……
そんな風に思ってんのかな。
だからずっとそばに置いておきたくなる。
大学生になったら俺だけ離れるしな。
これからどんどん一緒にいられなくなる。
大人になれば仕事をしなきゃいけなくなる。
そう思うと大人になんかなりたくないよな。
こうやって時間気にせずいられたら最高なのに。」