続・生きる。

「付き合って1年半くらいしてから

美波が体調悪くなって、それに気づいたのが哉斗。

俺の前ではいつでも笑ってたんだ。辛かったのにな。

それから学校を休みがちになって

俺は家に行ったんだけどなにも教えてもらえなくて。

中3に上がる前に美波はいきなりいなくなった。

家に行ってもおじさんしかいなくて。

どこにいったかも教えてもらえなくて。

俺はわからなかった。なんでいなくなったのか。

なんで何も言ってくれないのか。

俺ら付き合ってたんじゃねーのかよって。

それで俺は荒れたんだ。常にイライラしてた。

女は信じられなくなった。うざかった。

信じてもどうせ裏切られるなら……

美波のことを恨んだりもした。

一輝さんに出会って大人しくなって

美波のことをいなかったことにした。

そしたら由茉が来た。

俺美波が一番信じられない存在だったのに

手紙読んでたらすんなり受け入れて。

由茉が泣きながら話してるのを見て

もう一回こいつを信じようって思ったんだ。

由茉が来て真実を知って美波の気持ちを知って

俺やっぱまだ好きじゃんって。

俺まだこんなに好きなのになんでいねーんだよって。

すげー悲しくなったんだ。」

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