続・生きる。
私たちが戻ってきたのは
幹部室じゃなく総長室。
入ってすぐ私を壁に押し付けた。
私の顔の横には湊の両手。
…これが噂の壁ドン…?
湊近すぎだし…
「こっち向け。」
私が下を向いてるとそんな声が聞こえてきて
顔をあげた瞬間またキスをされた。
「由茉は俺を妬かせる天才だな。」
「……晴輝が湊にも
そんな感情あるんだなって言ってたよ。」
「俺も最近知ったわ。
好きになるとこんなに
嫉妬するもんなんだな。」
そんなこという湊はなんか可愛かった。