私と彼との政略結婚
そんな充実した日々を送っていた私のもとに、ある日突然スーツをきた男の人が訪れてきた


「笹雪雛さんですか?」


「??はい」


「少しお時間いただいてもよろしいですか?」


「ちょ、ちょっと待ってください!」


「なんでしょう?」


「あ、あなたは誰ですか?」


「ああ、申し訳ございません。
私、一条様の使いのものでございます」


そういうと、私を乗ってきたと思われる車にのせて、出発してしまった


また、あの日々が始まってしまうのかと、
私も何よりも先にそう思った





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