御曹司と溺甘ルームシェア
「そんな露出した格好でいるお前が悪い。紳士な俺に感謝しろよ」

「キスマークつけといて何が紳士よ!」

怒り心頭に発した寧々は俺に向かってスケッチブックを投げつけた。

今日も俺の婚約者は声を大にして俺を罵倒する。

だが、辛そうな表情の彼女よりはずっといい。そう思う。
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