深夜0時、キミと待ち合わせ。
「無言ちゃん……、誰待ってるんだっけ?」

「同室の子……だよ」


それは、最初に言ったはず。

どうしたの、真夜中くん。

どうしてそんな顔をしているの。

青ざめて、呼吸を忘れたような……。


「ののか、お前こんなとこに他の女子連れてくんなよ。寮長にバレたらかわいそうだろ」


柿崎さんの後ろからやってきたのは、あの目覚ましアラームの声。

あれは……


「……佐伯くん?」
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