You…
こんな究極の2択、あたしが決めていいのっ…!?


そんなの、決めれないよ…。


「ゆっくり考えてくれていいから。じゃあね」


そう言って、あたしを家まで送り届けた瀬川先輩は帰って行った。



…憧れの先輩と付き合う。

願ってもない、大チャンス…!


もしかしたら、宝くじが当たるより奇跡に近いかもしれないっ…。


でも…こんな、恋愛経験のない、平凡なあたしなんかが先輩と付き合っていいの…?
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