You…
「それじゃあ、行こうかっ!」


瀬川先輩の声を合図に、あたしたちは駅の改札を通った。



遊園地までは、電車で1時間。


車内で、たまたま4人分の席が空いている座席を見つけた。

向かい合わせで座り、優花は、あたしと瀬川先輩が隣同士になるようにしてくれた。


数センチ隣が瀬川先輩で、ドキドキしっぱなしだった。


途中、小指と小指が触れたりもして…。
< 86 / 437 >

この作品をシェア

pagetop