You…
緊張していて、電車の中でどんな話をしていたのか全然覚えてない。



そして、あたしたちを乗せた電車は、遊園地の最寄り駅に到着。


駅に降りると、遊園地のキャラクターのポスターが貼ってあったり、ポップな音楽が流れていて、それだけでワクワクした。


「早く早く〜!」

思わずあたしは駆け出した。


「早ぇよ。遊園地は逃げねぇって」


そんなあたしの腕を掴んだのは、晃。
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