バンテスト魔法書の保持者
「拾った」
「拾った‥‥‥?おや、その髪は‥‥‥」
「ファルファラ族だ」
「!、ファルファラ族‥‥‥」
青年が近づいてくる。
嫌だ‥‥‥
助けて、助けて‥‥‥
「この子は‥‥‥」
「シュンライもわかるだろ?」
「ファルファラ族‥‥‥かぁ」
青年は私の髪に触れる。
笑みが更に深くなった。
この人は、この人達は嫌い。
ファーザーのところに行きたい。
この腕から離れたい。
ファーザーを手当てしなきゃ。
「クガハ、喋れるようにしてくれない?」
「ああ、わかった」
クガハと呼ばれる青年の手に、視界がおおわれる。
「っ、ハァッ!!」
刹那的、私は長らく息をしてなかったように大きく体内に空気を取り込んだ。
「こんにちわ」
「ヒィ!」
シュンライと呼ばれる青年の笑みが目の前に映る。
小さく悲鳴を上げ、私はクガハの腕の中から逃れようとした。
だが、頬をシュンライに撫でられ、私は凍りついたように身体を強ばれせて動けなくなった。
触れられた手は、酷く、優しく‥‥‥
とても冷えていた。
「拾った‥‥‥?おや、その髪は‥‥‥」
「ファルファラ族だ」
「!、ファルファラ族‥‥‥」
青年が近づいてくる。
嫌だ‥‥‥
助けて、助けて‥‥‥
「この子は‥‥‥」
「シュンライもわかるだろ?」
「ファルファラ族‥‥‥かぁ」
青年は私の髪に触れる。
笑みが更に深くなった。
この人は、この人達は嫌い。
ファーザーのところに行きたい。
この腕から離れたい。
ファーザーを手当てしなきゃ。
「クガハ、喋れるようにしてくれない?」
「ああ、わかった」
クガハと呼ばれる青年の手に、視界がおおわれる。
「っ、ハァッ!!」
刹那的、私は長らく息をしてなかったように大きく体内に空気を取り込んだ。
「こんにちわ」
「ヒィ!」
シュンライと呼ばれる青年の笑みが目の前に映る。
小さく悲鳴を上げ、私はクガハの腕の中から逃れようとした。
だが、頬をシュンライに撫でられ、私は凍りついたように身体を強ばれせて動けなくなった。
触れられた手は、酷く、優しく‥‥‥
とても冷えていた。