溺愛伯爵さまが離してくれません!
家に着き、中へ入ると空気が一変しておりました。

奥の部屋から聞こえる笑い声。
部屋の香りも、普段の家独特の香りではなく、高貴な香水の香りが漂っています。

いつも嗅ぎなれた匂い。
その香りに、心が高鳴りました。

この香り・・・!
まさか・・・!!

父が奥の部屋の扉を開け、高鳴る気持ちを抑えながら私も部屋へと入ると・・・。

・・・ああ、やっぱり。
この香りは・・・!!

「は・・・くしゃくさま・・・」

「ああ、リーナ。久しぶり」


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