アシタノヒカリ
そんなことを思っていると、翔くんは急に立ち上がってどこかへ行ってしまう。
えっ、と思ったけど、1分もしないうちに戻ってきた。
何かを取ってきたみたいで、紙と小さな箱をテーブルの上に置いた。
「ねぇ、知那」
私の隣に座り、真剣な目をして私を呼ぶ。
「あの女が隣にいても、知那と連絡が取れなくても、いつも知那のことを想っていた。
でも……知那はもうそうじゃない?」
悲しい顔で言われると、何も言えない。
違うと言いたいけど、私の行動を見ればその通りだとしか受け取れない。
だけど、急に笑顔になる。
その意味が分からない。
「このネックレスをつけているってことは、自惚れてもいいってことだよな?」