真実の愛




「たろちゃんたろちゃんって..
そんなにその人の事が大事ならその人と暮らせばいいじゃない!!」

「えぇそうするわ。あんたが居ても邪魔なだけだしたろちゃんと暮らした方がよっぽど幸せだもの。」

気が狂いそうだった。
世の中の何もかも消えてしまえばいいと思った。

「はぁ..。せっかく良いところだったのに
あんたのせいで台無しよ。
もー行きましょたろちゃん!」

「あ、あぁ...。」

「あ、そうそう。環奈ぁ、お母さんねぇ
もうこの家に帰ってくる気ないから
あんた1人で住んでいいわよ?ここ」

「言われなくても1人で住むから」

「そぅ。行きましょたろちゃん。
もーあんな子産まなきゃ良かったわ〜。」



ガチャッ



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