博士とわたしのクローバー

「あ、クローバー!ダメだよ。あの、大丈夫ですか?」
あの子が話しかけてきて驚いてしまった。
「あ、う、えっと・・・か、可愛いですねその猫。」
(なにを言っているんだ僕は!)
「あ、この子はクローバーって名前です。可愛いですよね。」
優花がクローバーをタオルに包みながら言った。
「えっ・・・」
「動物好きなんですか?」
「え、あ、はい!動物っていいですよね!」
勢いで答えてしまった。すると
「あっ頭が・・・」
「え?」
頭を触るとびしょびしょに濡れていた。
「すいません!クローバーを洗っていたところなので・・・入ってください。」
「ええっ!」
思わぬ偶然だ。
進められるままに奥に進む。
「あの・・・名前をおしえてくれますか?僕は大河原 秀です。」
「あ、私の名前は陽葉 優花です。」
「優花さんか・・・」
(ん?陽葉 優花・・・何処かで聞いたことがあるような・・・)
そうこうしているうちに中に入った。

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