エリート上司に翻弄されてます!
と、
「やったぞ!上手くいった!」
「っ……本当ですか?」
「あぁ、今後のスケジュールにも影響は出ない。だから安心しろ」
「はい……!」
良かった、本当に良かった!
乾先輩はやりきった表情で私の背中を何度も叩いた。
そして「祈ってくれてありがとう」と私に告げるのだった。
「はい、今からそっち帰ります。皆によろしくお願いします」
先輩は通話を切るとアースデイのオスィスの前にいる私の元へと戻ってくる。
「取り敢えず課長には電話入れたから。会社戻ろっか」
「……」
「どうかした?」
私が浮かない顔をしていたからか、彼は覗き込むようにして尋ねた。
「あ、いや……帰ったら皆さんに謝らないとって。多大な迷惑をかけてしまったので」
「そんなこと?大丈夫だって。終わり良ければすべて良し!」
「そうはいきません!私は皆さんの努力を水の泡にしてしまうところでした!」