エリート上司に翻弄されてます!
今私が働く部署では新たな商品の開発の企画を立ち上げていてその中に彼も中心になって参加している。
今日転勤してくるその岡山の社員さんも入れてこれからはもっと本格的に始動していくのだ。
どんな人だろ、その人。
「綾瀬」
「っ……」
後ろからのしっと体重が乗った。
こんな子供じみたことするの、ここでは1人しかいない。
「乾さん、打ち合わせは?」
「今終わったの。助っ人宮根より若いから世話よろしく」
「そうなんですか?」
1個だけどね、と私の上に乗っかりながら目の前の宮根さんと話す乾先輩。
宮根さんも普段から見慣れた光景だから、何も違和感なく話している。
「朝から一仕事疲れたー。綾瀬ー」
「(う、ウザい……)」
朝から鬱陶しい!ストレスが溜まる!
「おーい、全員いるかー。紹介するから集まってくれー」
入ってきた社長の一言で乾先輩が私の上から退いた。
乾先輩って細い割に重いんだよね、朝からなんか疲れたかも。
私は課長の方へと集まろうと動き出す。
すると後ろへぐいっと体を引っ張られた。