エリート上司に翻弄されてます!
私が死ぬっていうか。
彼は意味が理解していないが納得はしたのか頭を棚に預けながら息を吐く。
「まぁ、俺には直接関係なさそうなことだから別にいいけど」
「ほ、本当ですか」
「あぁ、けど俺が言わないことでのメリットって何?」
「っ……」
まさかの物事を損得で決める人だったのか。
嫌な人に乾先輩との関係を勘付かれてしまった。
「……今日のランチ奢りますね」
「よし」
震えた声でそう言うと日高さんから気の入った返事が返ってきた。
私は力が抜けたようにがっくりと肩を落とす。
はぁ、また面倒くさい人と関わっちゃったなー。