エリート上司に翻弄されてます!
「(でも今すぐって言ってたし……)」
行ったほうがいいんだよね、と解釈すると私は資料室の方へと足を進めた。
何か仕事の用事だったら大変なので早足で向かう。
資料室にノックをするのもアレなので、私は躊躇することなくドアを開けた。
「せんぱ、い?」
そう中を覗くと急に腕が伸びてきて私の腕を掴んだ。
ヒッと声を挙げる間も無く私は中へ引きずり込まれると顔に何やら柔らかいものが当たった。
暫くしてそれが人の頭だと気が付く。
「深桜ちゃん」
「っ……」
直ぐ近くで声がする、
視線を下げると乾先輩が私の胸に顔を押し付けていた。
な、何してるんだこの変態。
「ちょ、馬鹿なんですか!?離してください!」
「んー、もうちょっとだけ」
「何がですか!殴りますよ!」
「いてっ、痛い痛い!もう殴ってるじゃん!」
無理矢理乾先輩を自分から離れさせると息を整えた。
いきなり腕が伸びてきたからびっくりした。この人何が目的なんだ。
乾先輩は殴られた頭を摩りながら「もー」と、