かわいいあなたにマフラーを
放課後、静谷に話し掛ける。
「俺、今日生徒会なんだ」
送ってあげれない、と頭をかいた。
昨日みたいに、手を繋いで一緒に帰りたかったけど……。
「大丈夫だよ?
わたし部活あるし、終わったら自分で帰るから、ね?」
「部活?
静谷、部活してるんだ?」
「あ、うん。
手芸部なの」
ああ、それでマフラーを……。
「普段はね、洋服とか作ってるの。
手芸部って自由なの。
行きたい時に行けば良いし、何作ってもいいんだよ?
昨日は一人で没頭したいから教室にいたんだけどね。
ぬいぐるみも作ったし、最近は弟のバックも作ったの。
今はね、編み物したくなる時期だからマフラー編んでるんだ」
ふふっと優しい笑顔を浮かべる。
「俺、今日生徒会なんだ」
送ってあげれない、と頭をかいた。
昨日みたいに、手を繋いで一緒に帰りたかったけど……。
「大丈夫だよ?
わたし部活あるし、終わったら自分で帰るから、ね?」
「部活?
静谷、部活してるんだ?」
「あ、うん。
手芸部なの」
ああ、それでマフラーを……。
「普段はね、洋服とか作ってるの。
手芸部って自由なの。
行きたい時に行けば良いし、何作ってもいいんだよ?
昨日は一人で没頭したいから教室にいたんだけどね。
ぬいぐるみも作ったし、最近は弟のバックも作ったの。
今はね、編み物したくなる時期だからマフラー編んでるんだ」
ふふっと優しい笑顔を浮かべる。