かわいいあなたにマフラーを
「あ、じゃあ、律君のお誕生日会、笹野先輩も一緒に行きませんか?」

立花が突然そんなことを言い出した。

「いや、俺は……」

「お、それいいじゃん、さすが美空。

先輩、俺も行くし、一緒に行きましょうよ。
律も響さんも、春樹もいますから。

聞くより見たほうが、疑惑は晴れるんじゃないですかね?」

瀬田は、さすが俺の彼女、と嬉しそうに立花の頭を撫で回している。

「そうね、疑われたんですもの、ちゃんと晴らさないと。

笹野君、わたしをあれだけ疑って、酷いこと言ったんだから、付き合ってね?

ちゃんと違うって、確認してほしいな」

……。
静谷まで。
疑った俺が悪かったけど……。
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