※小悪魔男子が可愛すぎて困る!


ほんとに一瞬の事で、頭がついていかない。



「なに?」



驚く私とは裏腹に、何事も無かったかのように自然な結城くん。



「な...なに、じゃないよー!今、私のスティックジェラート食べたでしょ。大事に食べてたのに...」



「だって、橘のくせにむかつくんだもん。今ので許してもらえるだけ、ありがたく思いなよ」



「もう行くよ」と立ち上がると、結城くんによって全部食べられてしまったジェラートの棒を私から取り、自分のと一緒にゴミ箱に捨ててスタスタと歩き出してしまった。



「ま、待って!どこいくの?」



「そんなの知らない」



「じゃ、どこに向かってるの?」



「分かんない。ついたところ」



「そっか!私は結城くんと行けるならどこでもいいよ!」



「へぇ...じゃ、トイレも一緒に来てくれるんだ?」



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