※小悪魔男子が可愛すぎて困る!


「なんかあったんでしょ?琉李と」



「...っ?!」



「フッ...図星かい。まぁ、のんちゃんと琉李見てればそんなことすぐ分かったけどね」



私の周りの人は、どうしてみんな優しいのだろうか。



玲くんだって、それに気づいてわざわざ部活サボって来てくれたってことだよね?



「部活...戻らないと怒られちゃうよ」



「そんなのいいから、どうしたの?」



真剣な顔で、優しく言う玲くんの声が静かな教室に響く。



「ほら、話してみ?」



片手で頬杖をつきながら、もう片方のあいている手で私の頭をポンポンする。



その優しさに、我慢していたものが溢れ出した。



「グスン...れ、玲くんのばかぁあああ.....ヒクッ...」



「え、あ、ごめん。俺、何かした?ごめんって。ほら、泣かないで...」





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