イケメン副社長にほだされました
「遊びなんかじゃない。本気でお前のことが好きだ。」
「…嘘だ。」
「嘘じゃない。」
「だって、」
それはずっと待ち続けていた言葉のはずなのに。
あまりにも真っ直ぐに見つめてくる真司の目を避けるように視線を外した。
「私、ずっと真司にとって都合のいい女だって思ってた。」
「ああ。そう思われても仕方のない態度だって会社の連中に怒られた。」
え?
「ちょっと待って。会社の人達に私のこと話したの?」
「ああ。」
何でもないことのようにそう頷く真司に目を見開いた。