イケメン副社長にほだされました
中津さんは真司は、プライベートはなかなか明かさないと言っていた。女性関係は特に。
「初めて今日、仕事に遅れて行った。一日中、仕事が手に付かなかった。
それで問い詰められて話した。」
不本意そうに頭を抱えて話す真司は、どうもその場しのぎで言ってるわけでは無さそうだ。
「私のこと好き、なの?」
「ああ、そう言っただろ。」
「じゃあ、今まで何で言ってくれなかったの?」
今まで言ってくれたことないじゃない。
あの最後の夜だって。
「言い訳にしかならないけど。
ーー怖かったんだ。」
「怖かった?」