イケメン副社長にほだされました
「無理すんなよ。」
「うん。あ、お粥おいしい。」
優しい味の卵粥は、痛むはずの喉に負担をかけずに胃袋へと入っていく。
「真司、料理できたんだね。」
「ああ、一人暮らし長いからな、一通りは。実家でも俺が作ってたし。」
「へえ。」
家の手伝いをする真司ってなんだか思い浮かばないな。
真司がお粥を作ってくれたという事実が嬉し過ぎてすぐにお粥を平らげてしまった。
真司がすりおろしてくれたというリンゴに手をつける。
うーん、おいしいな。
やっぱり風邪を引いたときはこれだ。