囚われた瞳【琴子さんanother story】番外編2UP
グビグビと、ビールを飲む。

酔った勢いで、抱きついてみようか…

いやいや…無理無理無理!

グビグビ…

頭の中で、いろいろと考え事をしていた私は、カレーをほとんど食べずにビールを飲んでしまっていた。

座っているのに、身体がグラつく。

あれっ?

「わーい。晴が二人いる!」

両手を広げて、晴にしがみ付く。

「結衣?酔ってるの?」

心配そうな晴が、ふらつく私を抱きとめてくれる。

どんな形でも、私に触れてくれる晴が愛おしい。

「……ひっ、…うっ、うう……」

いつも晴は、私を気遣ってくれる。でも、それだけ。
くっついても、なんか素っ気ない。

私は、こんなにも晴のことが好きなのに。一方通行な気がする。

どんどん不安になる。





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