囚われた瞳【琴子さんanother story】番外編2UP
石神井公園に来ていた。樹々が色づき、綺麗だ。
三宝寺池の水面を見つめる。
もうすぐ11月が終わるよ。晴…無事に帰って来て。
人を撮るって言ってた。
『人物は撮らないの?』
不用意に発した私の言葉。晴の震える指先を見た。
無理しなくていいんだよ。納得いく写真が撮れなくても、私の心も身体も晴のものだよ。
この時、私は願わずにはいられない気持ちになった。
虫の知らせだったんだと思う。
編集部に帰った私を待っていたのは、岬編集長の信じられない言葉だった。
「青山…シェムリアップ市郊外で、地雷が爆発したらしい。今、被害者の氏名を確認中だ…」
三宝寺池の水面を見つめる。
もうすぐ11月が終わるよ。晴…無事に帰って来て。
人を撮るって言ってた。
『人物は撮らないの?』
不用意に発した私の言葉。晴の震える指先を見た。
無理しなくていいんだよ。納得いく写真が撮れなくても、私の心も身体も晴のものだよ。
この時、私は願わずにはいられない気持ちになった。
虫の知らせだったんだと思う。
編集部に帰った私を待っていたのは、岬編集長の信じられない言葉だった。
「青山…シェムリアップ市郊外で、地雷が爆発したらしい。今、被害者の氏名を確認中だ…」