囚われた瞳【琴子さんanother story】番外編2UP
「ただいま戻りました」
奥の方から、パタパタと足音が聞こえ、小柄なお婆ちゃんが顔を出した。
「颯ちゃん、おかえり。貴女が青山 結衣さんね?颯ちゃんの祖母のテルです。よろしくね」
「青山 結衣です。お言葉に甘えて、しばらくお世話になります。よろしくお願いします」
こっちよ…と、玄関から奥の部屋へ案内される。
襖を開けると、六畳ほどの部屋に、小さな机が置いてあって、床の間の一輪挿しに、水仙が生けてある。
水仙だよね?と、心の中で晴に問いかける。
昨日から、現地の様子は分からないし、相変わらず携帯も繋がらない。
でも、晴は帰ってくるって約束した。
そして私も『待っています』と約束したから、待つことにしたんだ。
鎌倉時代とか昔の人は、携帯電話やメールなんて無かったんだ。連絡が出来なくて当たり前の世界だ…なんて滅茶苦茶な理由をつけて、自分を無理やり納得させた。
奥の方から、パタパタと足音が聞こえ、小柄なお婆ちゃんが顔を出した。
「颯ちゃん、おかえり。貴女が青山 結衣さんね?颯ちゃんの祖母のテルです。よろしくね」
「青山 結衣です。お言葉に甘えて、しばらくお世話になります。よろしくお願いします」
こっちよ…と、玄関から奥の部屋へ案内される。
襖を開けると、六畳ほどの部屋に、小さな机が置いてあって、床の間の一輪挿しに、水仙が生けてある。
水仙だよね?と、心の中で晴に問いかける。
昨日から、現地の様子は分からないし、相変わらず携帯も繋がらない。
でも、晴は帰ってくるって約束した。
そして私も『待っています』と約束したから、待つことにしたんだ。
鎌倉時代とか昔の人は、携帯電話やメールなんて無かったんだ。連絡が出来なくて当たり前の世界だ…なんて滅茶苦茶な理由をつけて、自分を無理やり納得させた。