囚われた瞳【琴子さんanother story】番外編2UP
RRRR…

「お電話ありがとうございます。山陽出版SOLEIL編集部 青山でございます」

『…浅田ART企画の浅田です。青山さんだね?』

晴が所属してる会社の…社長からだった。

「はい…青山です。あの…」

何か、分かったのかな…

『見ていただきたい物があります。これから来ていただくことは、出来ますか?』


ドキッ

受話器から漏れる浅田社長の声が、聞こえてたらしく、岬編集長が両手で円を描いてる。

「はい。大丈夫です。伺います」

『それでは、お待ちしてます』


ツー、ツー、ツー・・・


「岬編集長、どうしよう…」

不安な気持ちが大きくなる。


パンッ!


岬編集長に、背中を力一杯叩かれた。

「青山、早く行って来い!」

「はいっ!」

少し痛かったけど、岬編集長の張り手?のおかげで、勇気が出た。

勢いよく駈け出す。

「青山、俺の自転車使っていいよ〜」

永岡さんが、ヒラヒラと手を振っている。

「ありがとうございます!」



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