Pathological love

「れ……連理?!」


呼び掛けには応えず、私の肩に顔を埋めたままくぐもった声が肩に響く。


「何でもするから………………だから頼む……早くyesと言ってくれ……。俺とずっと一緒に居ると約束して……?お前が居ないと俺は生きていけない……頼むから……ー」


強烈な殺し文句。

それと真っ赤な横顔と耳、微かに震える声が私の胸も震わせる。

どうしてこんなに、惹かれて止まないのだろう?

どうしてこんなに、あなたを思うと切ないのだろう?

きっと理由なんて無い、只心が求めるままに彼の傍に居よう…………。

もう、自分を許そう……。

いいよね?お母さん…………。


「………………yesに決まってるじゃない……バカ。」


声に出したその瞬間、真っ赤な頬をした連理の満面の笑みが目の前を埋め尽くす。

そう、ずっとこれが見たかったんだ私は…………これが私の幸せの形。


「…………ありがとう……。」


消え入りそうな彼の感謝の言葉に応える様に、私は強く強く抱き締め返した。




END
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