強引上司と過保護な社内恋愛!?
「何年ローンですか?」
「もらったから解らない」
…は?誰がくれるの?家なんて。
と、心中で突っ込んでみるものの、急に押し掛けたうえに踏み込んだ質問なんて怖くて出来ない。
「それでさ、何しに来たの?」
桧山さんは子どものような純粋な目で私を真っすぐ見つめながら尋ねる。
「だから、お見舞いに来たんですってば」
焦るあまり、着の身着のまま手ぶらで来てしまった。
私としたことが…痛恨のミス…!
「会社は?」
「午後休取りました」
ふーん、と言って桧山さんは丸い瞳でジッと私を見据える。
「そんな心配だったんだ、俺のこと」
はい、とキッパリ答えると、桧山さんは不意を突かれた様子で目を大きく見開く。
「玄関で行き倒れになっている姿を妄想したらいてもたってもいられなくなりました。奥様のいる小日向さんならともかく、桧山さんはほら!独りぼっちじゃないですか!」
キモがられないように誤魔化そうとしたら『独り』をやたらと強調してしまった。
桧山さんは不満気に目を細める。
「じゃあ、伊藤が倒れてもお見舞いに行くのかよ」
「彼女が看病してくれるから行きません」
私の答えに桧山さんはええ?!と聞き返し、目を剥いた。
「もらったから解らない」
…は?誰がくれるの?家なんて。
と、心中で突っ込んでみるものの、急に押し掛けたうえに踏み込んだ質問なんて怖くて出来ない。
「それでさ、何しに来たの?」
桧山さんは子どものような純粋な目で私を真っすぐ見つめながら尋ねる。
「だから、お見舞いに来たんですってば」
焦るあまり、着の身着のまま手ぶらで来てしまった。
私としたことが…痛恨のミス…!
「会社は?」
「午後休取りました」
ふーん、と言って桧山さんは丸い瞳でジッと私を見据える。
「そんな心配だったんだ、俺のこと」
はい、とキッパリ答えると、桧山さんは不意を突かれた様子で目を大きく見開く。
「玄関で行き倒れになっている姿を妄想したらいてもたってもいられなくなりました。奥様のいる小日向さんならともかく、桧山さんはほら!独りぼっちじゃないですか!」
キモがられないように誤魔化そうとしたら『独り』をやたらと強調してしまった。
桧山さんは不満気に目を細める。
「じゃあ、伊藤が倒れてもお見舞いに行くのかよ」
「彼女が看病してくれるから行きません」
私の答えに桧山さんはええ?!と聞き返し、目を剥いた。