強引上司と過保護な社内恋愛!?
「もう本当最高だわ…桧山さん」
真奈は十六穀米を口にいれる…が、だらしなく緩んだ口元からポロリと零れおちる。
「仕事は早いし、指示は適切だし、語学は出来るし、紳士だし、なんてったってイケメンだし」
「あっそ…」
私は怒り任せにミックスフライに箸を突きたてる。
本日は本社地下にある社員食堂でお昼を食べている。
「独身だったらぜぇーったいに落しにかかってた」
昼顔妻もありかなぁ、なんてフザケタ事をぬかして真奈はデへっとしまりなく笑う。
いつも毅然としている真奈をこれほどまでに骨抜きにするとはな。
きっと海外事業推進部では猫を被っているに違いない。
苦々しい気持ちで茶碗に両手を添えて日本茶を冷まそうと息を吹きかける。
「柳井」
不意に名前を呼ばれて、真奈は間抜け面から一転し、キリっとした表情に切り替わる。
振り向くとそこに立っていたのはトレイを片手に持った桧山さん。
最悪…。
私は目を合わせないよう俯きながら緑茶を啜る。
「あれ?なんで田母神と一緒にランチ食べてるの?」
しかし、しっかり私だとバレているようだ。
「私達同期なんですよー。だから毎日一緒にランチ食べてるんだよねぇ?」
そこで私に振らないでほしい。
「ええ…まぁ」
私は目を伏せたまま曖昧に答える。
真奈は十六穀米を口にいれる…が、だらしなく緩んだ口元からポロリと零れおちる。
「仕事は早いし、指示は適切だし、語学は出来るし、紳士だし、なんてったってイケメンだし」
「あっそ…」
私は怒り任せにミックスフライに箸を突きたてる。
本日は本社地下にある社員食堂でお昼を食べている。
「独身だったらぜぇーったいに落しにかかってた」
昼顔妻もありかなぁ、なんてフザケタ事をぬかして真奈はデへっとしまりなく笑う。
いつも毅然としている真奈をこれほどまでに骨抜きにするとはな。
きっと海外事業推進部では猫を被っているに違いない。
苦々しい気持ちで茶碗に両手を添えて日本茶を冷まそうと息を吹きかける。
「柳井」
不意に名前を呼ばれて、真奈は間抜け面から一転し、キリっとした表情に切り替わる。
振り向くとそこに立っていたのはトレイを片手に持った桧山さん。
最悪…。
私は目を合わせないよう俯きながら緑茶を啜る。
「あれ?なんで田母神と一緒にランチ食べてるの?」
しかし、しっかり私だとバレているようだ。
「私達同期なんですよー。だから毎日一緒にランチ食べてるんだよねぇ?」
そこで私に振らないでほしい。
「ええ…まぁ」
私は目を伏せたまま曖昧に答える。