強引上司と過保護な社内恋愛!?
定時後
給湯室に飲みかけた缶コーヒーを捨てに行く。
やっぱりいた。
田母神さんがマグカップに入ったお茶を飲みながら、小さな窓からぼんやり外を眺めている。
「行儀が悪いな」
俺が声をかけるとビクっと身体を強張らせて此方に振り向いた。
「なんだ、脅かさないでくださいよ」
口調は刺々しいものの、その瞳は綻んでいる。
「なに飲んでるの?」
「ローズヒップティーです。桧山さんも飲みませんか?」
給湯室のシンクに置かれた耐熱ガラスのポットに入った赤い液体に視線を向ける。
それを見ると、小学生の時に理科の実験で花を潰して作った色水を思い出した。
ちょっと怯んだものの、好奇心旺盛な俺は、一杯いただく事にする。
「どうですか?」
「なんだこれ。激マズだな。変な匂いするし」
赤い色水の入った紙コップを片手に顔を思いっきり顰める。
そんな俺を見て、怒る訳でもなく可笑しそうにクスクス笑っている。
「このハーブティーはビタミンCが豊富でお肌に良いんですよ」
そして、マグカップに入った臭いお茶にふうと息を吹きかけ、冷ましながら一口飲む。
給湯室に飲みかけた缶コーヒーを捨てに行く。
やっぱりいた。
田母神さんがマグカップに入ったお茶を飲みながら、小さな窓からぼんやり外を眺めている。
「行儀が悪いな」
俺が声をかけるとビクっと身体を強張らせて此方に振り向いた。
「なんだ、脅かさないでくださいよ」
口調は刺々しいものの、その瞳は綻んでいる。
「なに飲んでるの?」
「ローズヒップティーです。桧山さんも飲みませんか?」
給湯室のシンクに置かれた耐熱ガラスのポットに入った赤い液体に視線を向ける。
それを見ると、小学生の時に理科の実験で花を潰して作った色水を思い出した。
ちょっと怯んだものの、好奇心旺盛な俺は、一杯いただく事にする。
「どうですか?」
「なんだこれ。激マズだな。変な匂いするし」
赤い色水の入った紙コップを片手に顔を思いっきり顰める。
そんな俺を見て、怒る訳でもなく可笑しそうにクスクス笑っている。
「このハーブティーはビタミンCが豊富でお肌に良いんですよ」
そして、マグカップに入った臭いお茶にふうと息を吹きかけ、冷ましながら一口飲む。