強引上司と過保護な社内恋愛!?
なんかディナーとかどうでもよくなってきた。

シングルルームでもなんでもいいから早く二人で部屋に帰りたい。

しかし悲しいかな生理現象というものは時として想っていることと裏腹な反応を見せることがある。

私の腹の虫が盛大に鳴った。

「待たせてごめんね。食事に行こう」

桧山さんはクスクス笑いながら私の手をとる。

「ベベック、ありがとう。後は宜しく頼んだ」

ここでガイドのベベックとは一旦お別れだ。

「今日は一日ありがとうね」

私も桧山さんに続きお礼を言う。

また明日ねー!と陽気に言って手を振りながらベベックはポンコツ車へと戻って行った。

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