ねぇ、松風くん。


仕方ない、と覚悟を決めオーダーを取っているであろう松風くんを盗み見れば


「かしこまりました。少々お待ちください。」


あー、今日もやっぱりカッコいい。


「…っ!」

盗み見ていたはずの松風くんと目が合い、咄嗟に逸らしてしまった私は、逸らしたことによって益々 お遣いを頼まれたなんて言い出す雰囲気ではなくなってしまったことに気付く。


まずい。やっぱり…1人で行こう。

大丈夫、私ならできる。

そこらへんの女の子よりは力仕事も…うん。考えても仕方ない。やってダメならその時考えることにしよう。

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