ねぇ、松風くん。
そんな松風くんに、今なら聞けそうな気がした私は
「……なんで、怒ってたの?」
気になっていたけど、どうしても聞けなかった質問を素直にぶつけた。
吉とでるか凶とでるかは、分からないけれど、松風くんが初めて私に対して怒りの感情をぶつけてくれた今回。
これだってひょっとしたら大きな進歩なんじゃないかなって…思えるようになった。
「……自分でも良く分かんない。」
「何それ。じゃあ、私って何となく無視されてたの?」
松風くんの口から出たのはハッキリとした答えではなく、私は頬を膨らませて不貞腐れたフリをした。
「……でも、」
そこまで言って、松風くんには振り返ると持っていた買い物袋を一旦 その場に置いた。