魂‐soul‐
『あ!渡瀬雅がクリアした』
湊は項垂れていた頭を勢いよく上げた。
『あ~あ。やられちゃった。そうそう。床を下手にいじると爆発するかも』
ガチャリとマイクのスイッチを切る音がした。
雅が仕掛けを解いた。
その事実は湊にとって大きな希望となった。
これを解くのは不可能ではない。
頬を叩き己に喝を入れると、湊は再び数字と睨めっこを始めた。
やはり鍵はこの「*」というマーク。
これが使われる機会はとても限られる。
パソコンで文章を作成する際、重要事項の前に打ったりする。
そして「*」を示すキーボードは「け」。
何か文章が出来上がりそうだ。
湊は項垂れていた頭を勢いよく上げた。
『あ~あ。やられちゃった。そうそう。床を下手にいじると爆発するかも』
ガチャリとマイクのスイッチを切る音がした。
雅が仕掛けを解いた。
その事実は湊にとって大きな希望となった。
これを解くのは不可能ではない。
頬を叩き己に喝を入れると、湊は再び数字と睨めっこを始めた。
やはり鍵はこの「*」というマーク。
これが使われる機会はとても限られる。
パソコンで文章を作成する際、重要事項の前に打ったりする。
そして「*」を示すキーボードは「け」。
何か文章が出来上がりそうだ。