魔女に恋した王獣






 何とか倉庫に来たものの、何故か入りにくい


 考えれば考えるほど、本当にここにいていいのか、ジンにふさわしいのか、そんなことばかりが頭を駆け巡る


 そんな時、一台のタクシーが倉庫の前に止まった。


 そこから出てきた人は、この場に会わないほどキレイで華やかだった



 その人は、倉庫の前に立ち止まっている私に気づき、そのキレイな脚で近づいてくる



「ここに入りたいの?」


 そう言った声はその人にあっていて凄くキレイだった

 近くで見れば見るほど欠点がない顔

 

「大丈夫、怖がらないで。私と一緒に入れば誰も怒らないから」


 
  
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