魔女に恋した王獣







そして、そっと離された身体




「…言うのがおせぇよ、」


まだ溢れ出ている涙を優しく拭いてくれるジン




「俺の女はシイナか?…」



 首を左右にふる



「じゃあ、俺の女は誰だ…」



「あ…、たしっ…、」


 
 嬉しそうに頬を上げた男が、布団をめくった




「入れ、昨日寝てねぇだろ。」


  
 布団に入って、男の胸に頬をつける



 背中に回された腕が私をきつく抱き締める














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