魔女に恋した王獣





  昔のことのように語りだすジン



 

 その顔は、あまりにも何もうつしていなく、ジンの過去を物語るものだった









「あいつと兄貴は、周りから見ても羨ましがられるほど、仲がよかった。」



  ジンのお兄さんの彼女だと聞いたときはビックリした


 だって、ジンを見るシイナさんの瞳は女の瞳だったから




「…俺は、そんな兄貴たちが羨ましかった。いや、兄貴が羨ましかった。」












「好きだったんだよ…


           シイナが…。」







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