恋愛経験値0のシンデレラ
「唇も潤ってる。
ふにふにする。
柔らかい。」
リアムは左手の親指で
私の唇をいじっていた。
待って待って。
ほんとにリアムどうしたの?
これ以上はやめて…。
恥ずかしすぎるし
雪美ちゃんに申し訳ないから…。
「陽依ちゃん、
英語のプリントの答えあってる?」
五十嵐くんは私の肩に手を回し
プリントを見せてきた。
五十嵐くんがグイッと私の肩に
手を回してくれたおかげで
リアムの唇いじりから
解放された。
五十嵐くん、ありがとう………。
感謝いたします。